好きな曲

Key-Virtual Self

100回は聞いた。
2017年 最後に最も好きになった曲の1つ。Porter Robinsonの別名義プロジェクトVirtual Self
別名義でも至る所に滲み出ているPorter Robinson感、というよりこれが素直に本人そのままの音楽なんだろうなと感じる。
本人名義作のWorldsよりも複雑なサウンドはあまり見当たらない。DDRからインスパイアされたサウンドは単純且つどこか古臭さを感じつつも不思議と新しい。
各セクションも単なる部品ではなく、後の展開へ向かう布石となっていることが単なるエモ曲よりも心を揺さぶるヒントなのかもしれない。
ポーターの作品、特にWorlds以降は物語のような曲だと感じる。主人公がいて起承転結するかのように。
エモーショナルさを指向したとき、感情を揺さぶることを狙った部品の集合体ではダメなんだと思い知らされる。
ポーターの音楽の捉え方を研究して少し掘り下げていきたい。