左目

考え方が自分の中の論理で進行してしまう癖がある。

世から見て間違っていることも、自分の中では正解になってしまう。

創作では許されても、他人との関わりでは難しくなってしまうこともある。

自分の世界に入り込んだら離れるしかないのだろう。

 

似たような話で、自分は中学生まで体の中心をわかっていなかった。

何故なら自分は左目が見えないので、右目で見ているものの中心が体の中心だと思っていた。

目の前の空間上に中心を感じる必要があるときは、眉間から、右目の中心に向かって線が伸びているように感じていた。

当然、中心はそんなところになく、左目と右目の間が中心なので、体のバランスが悪くなってしまっていた。

中学生のときに、体の中心を改めて認知したとき以来、脳みそが修正をしてくれている。

 

自分の認知が狂っていても、離れることで少しでも正しく他人と関われるだと思う。

離れて、落ち着いて、自分を疑うことも自分の人生に必要なことだ。

 

左目と脳の関係は、自分を表しているようで、好きになってきた。