境目
自分の内側と外側の境目がとっさにつかない時がある。
境目というと境界線があるわけではなくて、とっさの判断で
自分が知っていることは相手も知っている前提で話を進めてしまったり、
自分の感覚が相手にも共有されているように感じていたりする。
パニックなのかどうかでもなく共感力の乏しさ、想像力が生まれつきないのかもしれないし、そもそも相手の感覚に立とうとする気概がない。
想像力や感覚の共有という意味で短歌は楽しい。自分の想像と相手の想像が交わるように思う。
短歌は続けていく。楽しいから、自分にできるから、意味があると思うから。
境目は目に見えないから自分で見えるようにしていきたい。